中国語ではなく,専門科目について。

変更こそあるものの,一応シラバスで講義内容を出している。ただ,最近は講義中に熟睡する学生が少なくないのも事実。小生はこれを責めるつもりもないし,資格もない。ただただ定期試験に合格してさえくれれば。

昨年度は,定期試験を受けた学生は全員合格しました。出来もそれなりに良かった。しかし,今年度は「幽霊学生」が多く,しかも睡眠学習ときた。宰相さまのおっしゃるとおり,少しでも講義が分からないと寝てしまう。

今回の講義は,当初「東北アジア民族史」にしようか「北京史」にしようか悩みました。結局は,難しい「北京史」にしたので,講義内容も毎回水準が異なると思います。ただ,気になったのは,どちらの講義になったとしても,講義の背骨と考えた 崟服王朝」→◆崟服王朝批判」に話が移った途端,睡眠学習者が多くなったことです。「ソグド」とか「燕雲十六州」とか「金中都における女真的部分」とか。つまらないのかなぁ。わからないのかなぁ。

中華王朝史からではない視座を提供しようとした場合,中央アジア史や東北アジア史などから眺める,つまり地図を逆さに見る視点はそのひとつであるが,説明不足なのか,講義内容がつまらないのか,睡眠学習。

一応,プリントを配ってはいます。或いはそれに安心して寝てしまうんですかね。でも,一番大切な事柄は実は「書いてない」のです。

小生は昨年度は,できるだけパワーポイントを使って講義をしてきました。しかし,パワーポイントは講義での使用ともなると,時間の調整がやりにくくなる,スクリーンの画面に脳みそが左右される,準備時間が倍かかるというので,途中からしばらく使わないでいます。講義と同じくらい大事な本業の研究時間をとらないといけないしね。

小生も小難しい講義をしているつもりはないと思います(例えば,専門の八旗制度を詳しく解説するとか)。特殊講義・・・まあ,まだ初めて日も浅いので,これからですかね。

そんななか,きちんとペンを走らせている学生がいることも知っています。がんばってください。