崇謨閣:扁額2002年10月30日,瀋陽故宮を調査し,崇謨閣に向かう。文溯閣(四庫全書の収蔵先のひとつ)でないところが満族史・清朝史らしいでしょ(←ひとりツッコミ)。

崇謨閣(bodogon be wesihulere k'o)は,乾隆11年から同13年(1746〜1748)にかけて盛京皇宮内建てられた。清朝歴代の『実録』『聖訓』等の書籍が収められた場所である。

満族史・清朝史研究に関しては,『満文老档』『満洲実録』が収蔵されていた場所としてよく知られている。神田信夫「『満文老档』から『旧満洲档』へ」(『満学五十年』刀水書房,1992年)には,内藤湖南による『満文老档』の発見は,1905年(明治38)10月11日附の富岡謙三宛の絵ハガキに「太祖太宗二代の満文記録二百余巻を発見し大いに悩み居候」とあることから,同年9月28日から10月11日までの間に発見したことが明らかにされている。

崇謨閣:全体内藤湖南が苦労して焼き付けてきた『満文老档』は,京都大学文学部図書館及び東京大学綜合図書館に現存する。

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『無圏点档子』:Tongki fuka akū hergen i dangse

『有圏点档子』:Tongki fuka sindaha hergen i dangse