ef8d5a54.jpg

今年後半最初の研究会。出張中の方が多いため参加者は4名。5月5日(194L11)から5月8日(200L8)まで。

偽証し処断されたHoto貝子(アジゲの子)は,Bolo貝子(アバタイの子)・Olosecen(ダルハン=エフの子)の前で私怨を晴らし再び罪に問われる場面がある。しかしよく読むと,逆ギレして再び処断されたのではなく,「huwesi ašume gashūha turgunde 小刀をくわえ誓った故に」とあることから,天を祀るのは皇帝の独占権という部分に抵触したと考えられる(N)。

nakambi:止める/guwebumbi:ゆるす←→waliyambi:ゆるす

hurgen:一組の犂と数頭の牛(N)

この時期の清朝の収入:〔斑規定に割当られていない(jakūn gūsai albani jeku gaijara haha;=専管ニル)人丁からの穀物,八旗全体で経営している荘園(jakūn gūsai sibartai de albani weilehe八旗のSibartaiにおいて公課で耕作した),支配下の漢人より(jakūn gūsai boso gaijara irgen八旗の布を取る民の漢人;ice toksoとfe tokso[天聰5年の大凌河戦役を境としている];kubun tarire albani tokso棉を栽培する公課の荘園;dabsun fuifure albani tokso塩を煮詰める公課の荘園;その他)(N)

----------------------

上は今日の研究会より,小生の気になった部分のみを抽出。Nは楠木先生の発言であるが,もし誤認があれば,その文責は小生自身にある。

参加希望者は、筑波大学・楠木賢道先生(kusunoki@histanth.tsukuba.ac.jp)まで。「満洲語史料を利用した清朝史研究を志すものにとって、入関前の満文档案史料をテキストとして満洲語読解力を養成するとともに、清朝史の基本知識を習得することは肝要なことであると考える。一人でも多くの参加者が現れることを期待する次第である。」(『満族史研究』第5号、2006年9月、184頁)とは、楠木先生(N)の言葉。

次回は9月15日(土)です。時間は10:00〜12:00。