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2010年8月25日に踏査。

興城古城は、明朝宣徳三年(1427)に築かれ、寧前道兵備副使袁崇煥によって天啓三年(1623)に修築された。歴史上は寧遠城として知られている。城の周囲には城門があり、3274mの城壁で囲まれた比較的保存状態のよい古城のひとつである。

清太祖ヌルハチが生涯で唯一敗戦した場所でもあり、清太宗ホンタイジが手こずった遼西地域の軍閥・祖大寿の出身地でもある。

世界遺産に指定され、山西商人の拠点であった平遥古城(中国山西省晋中市)に比べると、はなやかさはないものの、その歴史的役割は平遥古城に劣ることはない。

現在の興城古城は乾隆四十六年(1781)に修築されたもの。城内は出入り自由であるが、城壁に登るのは有料である。鍾鼓楼・城墻・文廟・将軍廟・城隍廟・周宅の興城古城景区通票(オープンチケット)が城門入口等で50元で売っており、そちらが便利。