110915_1538~012限。3号館400教室。

第14回は「清朝入関をみた日本人」。

後期最初の授業。小生自身,夏休み中は研究生活どっぷりだったので,講義生活にもどすためもあって,番外編的に『韃靼漂流記』をもちいて,約370年前に清朝の入関と明清交替を直接目撃した日本人漂流民を紹介した。彼らは盛京(瀋陽)・北京にも逗留し,当時の最高実力者の摂政王ドルゴンとも面会している。また南京陥落直後に北京に連れてこられた,旧南明福王政権の漢人が薙髪しているのを自身の眼で確認している。

それとあわせて,学部生が卒業論文を書く際に,物語や聞き取りなどを資料の中心とする時の作法(デフォルトだけど)を,『韃靼漂流記』の考証とともに紹介した。

『韃靼漂流記』を大学の講義でとりあげるのは6年ぶり。後期最初の授業ということで,気負わない内容を選んだつもりであったが,終わってみるといつもどおりの疲労度と深さと時間であったw(`・ω・´)あちゃー

来週から八旗制の話に戻ります。


授業終了後,14時から卒論指導。進捗状況を確認。夏休みから着実に一歩づつ進めていることがわかった(来年度卒業予定なので)。それにしても同じ空間に師匠のお一人がいらっしゃると,指導も緊張する。


写真は教室がある3号館。