2限。3号館400教室。

第16回は「八旗制と民族(2)」。

入関後における親王へのニル発給について学んだ。

すでに受講生には告知済みだが,「八旗制と民族」の講義内容から最終試験(12月15日)問題を出すということもあり,前半20分位は先週の内容について,リアクションペーパーでの質問に答えつつ,再解説をおこなっている。昨年度より採用しているやり方。続ける予定です(`・ω・´)テスト対策だけでなく,学習の理解度チェックにも役立てると思います。てか役立ててください。

小生の歴史関係の授業の進め方(語学やコンピュータ関連,演習形態を除く)は,いまだに模索中ではあるが,現在のところ,基本的にレジュメを配り,それにそって講義を進めている(板書は難しいキーワードを記すだけ)。レジュメは最低限度(3枚以内)+資料にとどめ,重要な事柄やまとめは口頭でのみ説明している(レジュメだけ手に入れても試験対策にはならないのだw)。その日の講義の終わりに2〜3行分程度の「今週の講義のまとめ」を,同じく口頭でノートに書き取ってもらえるよう,繰り返し読み上げている(書き取るか書き取らないかは学生の自由)。こうすることで出席した学生と出席しない学生,講義に参加してる学生としてない学生との差別化をはかっている。その後,リアクションペーパーを仕上げてもらい,提出した受講生から随時退室してもらう(もちろん授業終了の鐘が鳴った場合には,途中でも提出→退出可能)。

授業内容は,康煕十四年(1763)の恭親王常寧・純親王隆禧の和碩親王受封及び旗王就任とニル発給を通じて,当時の皇帝権力の下五旗への権力介入への度合い,また新旗王家創設の目的について,実録や『八旗通志初集』などの資料を読み進めながら考察した。

リアクションペーパーを読むと,どうやら最後にふれた二阿哥・允礽の皇太子冊立に受講生の関心事が集中しているように感じた。こういう反応も,すでに半期を終えて受講生が清朝皇帝(ハン)の権力構造を理解しているからこその反応だとほくそ笑んでいる(*´д`*) また同じリアクションペーパーからは,前半の再解説も喜ばれているようである。


このあとは明治学院大学(横浜校舎)の秋学期初回の授業です。