20130820-0北京は21−29度,晴れ。

現地時間(日本マイナス1時間)5時起床。6時半朝食,7時過ぎ出発。今朝のニュースで遼寧省撫順市清原満族自治県で水害とのこと。

中国人民革命軍事博物館へ。免費参観(無料;ただし身分証提示)なためか開館前から団体旅行者がたくさん訪れていた。昨年10月より建物全面改装中につき展示は野外の6つのプレハブ(中央兵器棚〜5号兵器棚)のみ。

目的は「鎮遠の鉄錨」(写真上)。もと中国北洋艦隊の主力艦としてドイツで建造された鎮遠は,排水量7300屯(当時の東アジアで最大級),日清戦争で日本を苦しめるが鹵獲され日本海軍に編入された。明治29年[1896]4月25日,上野不忍池畔でおこなわれた戦病没者追悼の際に「鎮遠」の錨2つが展示された。戦後,この鉄錨は中国に返還された。そのひとつ。

20130820-1その後,地下鉄で東直門まで行き,民安小区(写真中&写真下)へ。民安小区は,もと安南営と呼ばれた場所。乾隆五十四年(1789)に黎維祁(黎朝最後の皇帝)が中国に亡命し,翌年北京に移された際,従った169名が1佐領に編成されてここに住まわされた。後年,安南人はベトナムに帰還し,ここに子孫は残っていないが名称だけは民国期まで引き続き使われていたようである。詳しくは,綿貫哲郎「安南黎氏佐領編設始末考」(『史潮』新64号,2008年)を参照のこと。

20130820-2続いて香餌胡同へ。ここは続順公沈氏の邸宅があった場所。さらに歩いて三聯書店へ。遅めの昼食をとった後,快104路でホテルに戻り爆睡。気づけば18時過ぎ。だいぶ歩いたので疲れたらしい。北京は広い(*´ェ`*)

夕食は建国門近くの渝信川菜(長安店)。少しだけ雨に降られたが,久々の中国での四川料理。帰りに気づいたけど,今のホテルの場合,地下鉄1号線に乗ろうとするならば,北京駅まで出るより建国門まで歩いても時間はそれほど変わらない。

中華料理は1人だと頼める量に限りがある。しかも寂しいw 1人用「定食」は中国では定着してないので。中華料理は大勢で囲むのがいいよね (*´ -`)(´- `*)srsr

☆鎮遠に関する以前の記事(「征清捕獲品陳列」跡[上野動物園西園内]:東京都台東区不忍池;2007年9月8日):こちら
☆鎮遠の鉄錨:こちら
 近代戦争館(中国人民革命軍事博物館内):こちら
 中国人民革命軍事博物館:こちら
☆森 まゆみ・陣内 秀信「現代都市の「里という居住地」とは」(『水の文化』15号,2003年10月)22頁下の写真→こちら
 機関誌『水の文化』:こちら
 ミツカン水の文化センター:こちら
☆渝信川菜(長安店):こちら