20161029昨年に続き、北海道踏査の初日。休み期間と金額と博物館開館時期の折り合いをつけると、どうしてもこの時期になってしまう。

早朝便で千歳空港入り。レンタカーを借り(昨年とは別で安くしたら思いのほか時間を費やしてしまった)、午前は新ひだか町静内へ。真歌公園に11時ちょうど着。英傑シャクシャイン像・シベチャリチャシ跡・シャクシャイン記念館・アイヌ民俗資料館・松浦武四郎記念碑を見る。

途中、今夏の北海道を襲った台風で崩れた崖、寸断されて土に埋まったり宙ぶらりんになった日高本線の線路などを何カ所も目の当たりにした。運転しながらだったので写真は撮れなかった。記念館の方との話からは、台風で寸断された鉄道をこのまま廃線にして欲しくないという思いを強く感じた。

また天気がよいと真歌公園の坂道から青森が見えると聞いたのが印象的だった。十三湊(青森県)には蝦夷(北海道)からも交易船が頻繁に来港していたからだ。あいにく青森は見えなかったが、松前や函館のある渡島半島はくっきり見えた。こういう土地に来ると歴史地理を体感できるのが大きな魅力だが、北海道踏査初日でそれを感じている。

午後は白老へ。2020年に国立博物館になるアイヌ民族博物館へ。こちらにも松浦武四郎碑がある。展示史料と民俗芸術(歌など)をコンパクトに上手に見せていたのが印象的。昨年行った二風谷より地理的条件が良いこと(札幌から近いことなど)から観光客が多いと聞いていたが、流行っているのは地理的部分だけではないことも理解できた。

17時半過ぎ、札幌市内のホテル到着。走行距離313キロ。ススキノで夕食をとった。

台風の爪痕深し、蝦夷(えぞ)の行秋 (*´ -`)(´- `*)srsr