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研究(満族史・清朝史・東アジア史)や講義(歴史学・東洋史・中国語[漢語]・コンピュータ)等の備忘録

2005年度講義

日本大学:卒業式・修了式

毎年3月25日は日本大学卒業式。

卒業・修了生のみなさん,おめでとうございます。小生が教えた学生さんもいらっしゃるかと思います。

これから,どうされるのでしょうか? 就職・進学などいろいろとあるかと思いますが,マイペースでがんばってくださいね。応援しています。

http://www.nihon-u.ac.jp/

来年度の準備に

しばらくブログを更新してませんでした。

急遽、実家(群馬県前橋市)に行く用事ができたり、某所の来年度の準備に追われたりと、寝る前以外のすき間時間は、すべてそちらに忙殺されてました。とはいっても、まだ終わったわけではなく、しばらくは続きます。いまだに手を付けられない仕事もあるけれど、まあ優先順位をつければ、やむを得ない状態(?)かもしれません。

与えられた条件と与えられた時間と与えられた(?)才能を、現状に鑑みて処理していくのみ。今月と来月は、例年以上にバタバタすることでしょう。はぁ。

テスト採点(日本大学理工学部:中国語供

まだ途中ながら、中国語のテスト採点をした。採点開始当初は平均点が低そうだなあと危惧したけれど、どうやら杞憂だったようだ。現時点で、後期試験のペーパーだけでの満点がすでに2〜3名程でています。簡単なミス(例えば、nとngの違いとか、ピンインを日本語で答えるところを漢字にしたり[kさんが感想文に<引っ掛け>ですか? と書かれましたが、あれは違いますよ。)を混ぜると、高得点者がかなり多いです。

感想を書いてくれた学生さんも、ありがとうございました。内容は「中国語テストはあまりできなかったけど、中国のことを知ることができた」という感想が多かったです。感想の前半はともかく、後半は小生自身が望んだことでもあります。

1限(海洋・数学・電工)は、いろいろなタイプの学生さんが多く、一筋縄で対応しにくかったです。一限目ということもあり、遅れる・寝てる方が目立ちましたが、そのなかに高得点者が多かったのは意外でした。

2限(物応・物理)は、人数は少なく、その分恥ずかしくて発音しにくかったでしょうけど、平均点(中間試験)は3クラスで一番高かった。教科書は他のクラスに比べて多少難しかったでしょうけど、よく頑張りました。

4限(社交・土木)は、人数が一番多く、最初は小生も少しビビりました。隅々まで細かく指導出来ず、平均点が一番低くかった(中間試験)けども、一番元気なクラスでした。一番笑ったのも、このクラスでした。

初めての船橋校舎で、大人数(3クラス合計、約160名)でしたが、この一年で、私も多人数に対応するノウハウを確立させていただきました。

日本大学理工学部(船橋校舎):中国語(1・2・4限)

86cc33ce.jpg 危うく寝坊するところでした。道中、思った以上に渋滞もなく、学校には結構早めに到着しました。

3コマとも、期末試験でした。リスニング・書き取りなど、先週には、同じフォームで復習をしたはずなのに、回答方法を間違えている答案が目に付きました。たとえば、設問はピンインで、それを日本語訳で回答するべきところを、漢字に直した、とか。う〜ん。

でも、思った以上にリスニングの成績はよく、筆記もめちゃくちゃ悪い成績は、現状では見当たりません。いずれにせよ、中国語の試験内容はともかく、中国という国・文化に興味を持っていただけたのならば、個人的には満足です。

また、皆さんとはお会いできたらと思います。小生も学ばせていただきました。一年間、お疲れ様でした。

「GPA制度をめぐって」

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日本大学文理学部FD講演会を聴講してきました。

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題目 GPA制度をめぐって: 人間細胞問題と魅惑のメタ問題
講師 半田 智久 氏(静岡大学大学教育センター・教授)
日にち 2006年1月19日(木)
時 間 16:30−18:00
場 所  図書館3階 メディアラボ5・6
備 考  聴講無料,申込み手続不要

【講師紹介】
静岡大学・大学教育センターで、大学教育にかかわる企画・マネジメントを担当。
著書に、『知能環境論』NTT出版・『心理学ティータイム』新曜社(共著)がある。
また、今回の講演テーマに関する論文として、「静岡大学の入学者にみる大学
ユニバーサルアクセス化の影響」静岡大学教育研究、1,1-15,2005、報告書『GPA制度の研究』がある。

日本大学文理学部FD委員会主催・助教授講師会共催
問い合わせ先:文理学部教務課
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文理学部当該HPより抜粋。

所用で遅刻してしまい、途中からになってしまいましたが、一教員としてどのように援用すべきなのかを知るために参加しました。

GPA(Grade Point Average)とは、大学の成績評価システムのひとつで、すでにアメリカなどで広く導入されています。今回、半田先生の講演は、GPA制度をめぐる現状の問題点・解決方法などを、日本の47大学のデータを基礎として提示して頂きました。恥ずかしながら、小生自身が始めて聞く用語や内容ばかりで、少々途惑ってしまいましたが、一教員としてどのように授業に望むべきなのかを深く考えさせられた講演でした。

小生自身としては、授業への取り組みそのものは、以前からこのブログにも書いているとおりで、特に姿勢そのものへの再認識には迫られませんでした(例えば、研究と講義とのバランスなど)が、「シラバス」や「成績評価基準」などについては、これまで以上にシビアかつナーバスに捉え、考え、履行するようにしたいと思います。そうすることで、受講生自身もいろいろと彼ら自身考えて行動してもらえるものと思います。

個人的には、学業成績を数値化することに対して、少々「反発心」もありましたが、今回の講演をうかがった限りでは、逆に、小生自身が受講生に対して、ある程度の「厳しさ」が必要とも感じました。それを踏まえた上で、「親密さ」を考えないといけない、と考えた次第です。

また、今日のレジュメ及びメモを読み直してみたいと思います。

中国西南の民族と歴史(名古屋大学:林謙一郎先生)

大阪大学・京都大学・慶応義塾大学・東京工業大学・東京大学・早稲田大学の6大学が、講義内容をインターネット経由で無償公開するために2005年5月に発足させた日本OCW連絡会。現在1100の講義情報が公開されている。

そのうち、12月に加わった名古屋大学の講義に林謙一郎先生の「中国西南の民族と歴史」がある。シラバス・講義ノート・参考文献など学ぶべきところも多い。また、

林謙一郎先生のHP(名古屋大学)

には、「雲南省とその民族に関する史料」・「雲南・東南アジアに関する漢籍史料」など有用なデータベースもある。作成してあると、授業にも研究にも大変便利ですよね。

日本大学理工学部(船橋校舎):中国語

04ad6fa8.jpg 寒い寒い。5号館講師室から2号館の教室まで移動するのにも防寒具が必要だと。

3コマとも、「総復習」をしました。次週のテストを作成した同じフォームに違う問題を流し込んでつくったもの。でも、それはテスト問題を大いに参照しました。12月に配った「リスニングの解説」2枚と併せて復習すれば、必ずよい点がとれますよ。

では、テスト勉強がんばってください。

日本大学通信教育部:歴史学B(期末試験)

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写真は、日本大学通信教育部一号館。

天気は晴れ晴れしていて気持ちいいのですが、カゼを引いたらしく、耳があまり聞こえません。あー、あー。

歴史学Bは期末試験(9:30〜10:30)でした。12月上旬、すでに設問発表をしてあったので基本的には、持ち込み可のノートから書き写すだけで仕上げられたかと思います。それから、授業を受けたときの率直な感想も書いてもらいました(こちらも採点対象です)。講義をしている側からは見えてこない部分を指摘していただくことが目的でした。

好意的な文面が多いなか、前向きな批判もありました。来年度に向けて、大いに参考にさせていただきます、というか、すでに来年度分に盛り込ませていただきました。一般教養と専門科目とでは、授業方法に少々違いを持たせてありますけれども、講義はつねに学問的な「新鮮さ」・「熱心さ」を大事にしております。そのためには「大学において一人前の教育者たるためには、まずは一人前の研究者でなければならない」という小生の恩師の一人である高綱博文先生(日本大学通信教育部教授)の言葉を、ここ一年間で深く実感しました。今年度は体調がすぐれなかったために、海外調査・研究業績がほとんどありませんでしたが、来年度からは通年通り研究にも邁進したいと思います。

今年度の一般教養科目である「歴史学」では、受講生のみなさん自身が、これまで学んできたステレオタイプの歴史(或いは暗記科目としての歴史)ではなく、歴史そのものを多元性・多様性などの視点で捉えるためのお手伝いができたというのならば、これ以上の喜びはありません。それを踏まえた上での批判は大歓迎です。

いずれにせよ、今年度は教科書をこなすだけで精一杯(正確には終わらず尻切れトンボ)でしたので、小生自身の歴史に対する考え方については総括することができませんでした(小生自身も勉強中ながらも、現時点での考えはまとめる必要があったと思います)。そこのところは大いに反省したいと思います。

受講生のみなさんとは、またお会いできたらと思います。何か「歴史」に接する機会がありましたら、遠慮なくメールくださいね。一年間、お疲れ様でした。

日本大学通信教育部:歴史学B(25)

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ビデオを見せて、一年間学んだキーワードなどを使って感想文を書かせる。

それにしても「歴史学」は一般教養であるせいか、どこまで深く講義してよいか悩んでしまいます。とはいえ、小生のスタンスは、多くの価値観・視角・視点などが存在し、その依拠して立つところによって見方が異なるということが分かってもらえれば初期の目的は達したと考えています。

写真は、学校そばの「鐘楼」でお昼に食べた「麻辛刀削麺」。わたしは、これに黒酢をたっぷり入れて、唐辛子以外はすべて頂くことにしています。

午後は久しぶりに国会図書館に行ってきました。2年ぶりぐらいでしょうか。システムが全然かわっており、浦島太郎になった気分でした。利用者登録とすれば、ネットでコピーが申し込めるようになるらしいので、次回登録してみよう。

日本大学理工学部(船橋校舎):中国語供1・2・4限)

f8b81d07.jpg今朝はあまりの底冷えに目覚めてしまいました。相変わらず、クルマのフロントガラスはくもりがとれず、見えるようになるまで大変でした。

1・2・4限とも「聴写ting1xie3」をする。それから頼まれたアンケート。2限目は「譲rang4」、4限目は「会hui4」「能neng2」を学ぶ。

それから、金曜日は年内最後の授業でした。某所では、その話題ながら、まだ半月もあるせいか実感がわかない。小生は、年末年始ともにお仕事です。でも、今年こそは実家に帰ります。まあ、日帰りも可能な距離ですけどね。

日本大学通信教育部:歴史学B(24)

残り2回では教科書も進めないので、講義をする。内容は、前回の集中講義で話した「王直問題」(2005年10月15日秋期東京S)のVer.アップ版。一般教養では難しかったかな・・・。

それから、テスト問題を発表しました。一応、論述形式だからね。

日本大学理工学部(船橋校舎):中国語供1・2・4限)

2a5bfd20.jpg朝はクルマのフロントガラスのくもりがなかなか取れずに困った。来る途中の畑には、霜が降りていた。

先週おこなった「聴写ting1xie3」の解説をわたす。来週と年明け分を含めれば、B判定にはなりますよ。その代わり、そのままではなく、応用となりますが。また、お救い課題は登録した学生さんから該当者だけにわたします。

授業は、3コマともビデオを見せる。北京の再開発に関するもの。感想文を書かせる。2008年にオリンピック会場に行ってみたいという感想文が多かった。小生としては、それありきたりの「感想」以外を期待したけれど、学生さんの言っていることは、案外別なところにあるのかも。

日本大学通信教育部:歴史学B(23)

第4章14節〜17節までを講読。

残り授業は2回となったので、教科書はここまで。

宮崎市定「世界史序説」の感想文の回収をした。小生が指摘したように(というか、1年間授業で学んだように)、この文章が書かれた背景、著者の立場などを考慮した感想文が多数を占め、満足しています。その一方で、感想文(?)なのかメモなのか分からないものもありましたが。さらに自分の意見を書いたものも多く、書かれた内容に賛同する・しない、内容が分かりやすかった・分かりにくかったなどさまざま。いずれにせよ、1年間学んだものを取り入れながら自分の意見を書いた感想文については、小生の見解と合っていようが、違っていようが、同じように評価するつもりです。テストもこの調子でお願いいたします。

あ、そうそう、来週はテスト問題を発表しますので。

小生のHPを見てくれたと書いてくれた受講生の方、感想ありがとうございました。帰りの電車で読んでいたのですが、一瞬ドキッとして、周りを見回してしまいました(笑)。実は、なにをかくそう、受講生のみなさんと同じように、小生自身も迷える子羊なのです。シラバスにも書いたように「教員と受講生とでともに読み進め」ながら、一緒に考えているんですヨ。

日本大学理工学部(船橋校舎):中国語供1・2・4限)

b3369af5.jpg足元がしんしんと冷えてきた、とても懐かしい感じがします。いよいよ冬本番です。

お昼に中国人の先生と学食でてんぷらそばを食べましたが、船橋の学食は意外とおいしいのではないか、という意見で一致しました(←そう思わない人も多いとは思うけれど・・・)。二人で原因を考えたら、もしかしたら水のせいではないか、都心(世田谷と目黒)に住んでいるので、習志野の水が美味しく感じられるのでは?

3コマともに、後半は”聴写ting1xie3(リスニング)”をしました、計11問(2限目のみ10問。5問目がない)。1~5問目は小生の話す中国語を日本語に翻訳するもの。6〜10問目は話した中国語をそのまま漢字で回答するもの。11問目は小生の中国語の質問に対して、中国語で回答するもの。6〜11問目まではピンイン不要、漢字のみ。で、かなり出来ない学生が続出。筆記だけの中間試験では、結構高得点をマークした学生さんの多くが脱落。替わりに、といっては失礼だけれど、筆記試験では及第点ギリギリながら、授業に興味を持ちつづけていた学生さん(毎時間の確認レポートでコメントを寄せてくれるや、夏休みの任意の課題でよく出来たレポートを出してくれた学生さん)などが、今回のリスニングで良い出来でした。

その他は、テスト範囲の最後の章をおよそ半分ずつ終わらせました。

来週と再来週もリスニングをやります。ヾ末試験のリスニングのトレーニングになる、▲螢好縫鵐阿糧楼呂期末試験の範囲なので、リスニングに出した問題は、別な形で出題される可能性が大、G度末に中国に出かけたり、中国人と交流する際に、きちんとした会話の「キャッチボール」の一投目になるように、です。中国人と筆談すればよい、と考えるかもしれないけれど、文字の読めない中国人もまだ少なくないし、これから経済発展を迎える中国では、筆談そのものを面倒に感じる中国人が出てこないとも限らないから。一番の理由は、小生の教育方針としては、その場で中国人と「会話」が出来てこそ、次のステップに進めるという経験があるから。

日本大学通信教育部:歴史学B(22)

第4章第11節〜第13節を講読。

残り事実上3回となる。

吉田松陰の感じたウエスタンインパクト、ドイツ人医師ケンペルの見た日本、松浦静山が描いた西洋の足音ということで、久しぶりに図版を盛り込んだ。オランダ商館と江戸幕府との関係を少し詳しく説明する。

すでに来週回収予定の宮崎市定「世界史概説」の感想文が届いている。自分の言葉で書かれているので、大変驚くとともになんだか嬉しい気分です。ほぼ一年間学んできたことが、きちんと文面に集約されていたので、小生が願っていたことについては、最低限達成されたと感じる次第である。

12月15日か22日に期末試験問題を掲示することとなっている。題目はパワーポイントで見せるだけで、配布物としては配りませんので、そのつもりで書き写して下さい。

日本大学通信教育部:歴史学B(21)

第4章第6節~第11節まで講読。

内藤湖南の「中華思想中心主義」というか、彼自身の興味関心から「東洋の『発展』」は、一般的な西洋の発展とは違うモノサシである部分を見たような気がする。誤解を招く表現ではあるが「同じ土俵には上がらない」ところで、自らのスタンス(研究姿勢)を表現しているようにも見える。たぶんあってないだろう。

第4章扉裏のレポートは、それぞれ受講生自身で調べた形跡が大きいことが分かる。きちんと調べ方も分かっているみたいで、心配は杞憂に終わったようだ。あとは、来月早々に提出するもうひとつの宿題だけれども、こちらも宮崎市定の文章を自分なりに「どう読んだか」を小生自身が見たいので、楽しみではある。

風邪がひどくて調子は最悪でした。午後と夕方はパソコンに向かったままうたた寝をしてしまいました。疲れていてすみません。

日本大学理工学部:中国語供1・2・4限)

いやぁ、寒い。

1限目は、教科書72頁第6課の残り。「Ni看Ni3kan4〜」「請Ni替我点菜Qing3ni3ti4wo3dian3cai4」「Ni来我這児Ni3lai2wo3zher4」などを学ぶ。レポートは、〆Fはとても寒い、渡しに替わって伝えてください、あなたは彼のところに行く、でした。,麓業に入る前に教えた内容であったけれど、こういうところにも注意してもらいたいですね。だって、普段良く使う言葉なんですから。

2限目は、第4課の続き。中国語の足し算、引き算、掛け算、割り算を勉強。実は、小生も不得意分野です。それと、数字の数え方(例:1111→一千一百一十一など)と、「(動詞)+着zhe」を学ぶ。レポートは、2×3=6、△△修海砲姉さんが座っている(「在那児」を使う)、362円のおつりです、でした。

4限目は、第7課の復習および第8課の途中まで。1限目と同じように「我這児Wo3zher4」を、また「在zai4〜裏li」「等着deng3zhe」を学習する。「在zai4」が副詞(介詞)と動詞の両方の性格を持つ紹介をしたところで時間切れ。レポートは、〇笋枠爐里箸海蹐任竿咾鮨べる、△△覆燭六笋里箸海蹐砲笋辰討る、でした。学生さんに指摘されれ気づきましたが、,糧燹覆れ)を他(中国語のta1)のまま板書してしまいました。すみませんでした。

宿題第2弾は順調に提出されてきている。もっと出してください。また、小生の故郷・前橋を知っている学生さんがいて、少々嬉しかった。小生の生まれた南橘団地がなつかし〜。

日本大学通信教育部:歴史学B(20)

とても寒い朝でした。目覚めたときには7時(普段は5時起き)、かなりあせりながら水道橋へ向かうが、到着してみると8時をまわったばかり。普段とそれほど変わらない。いや、やはり通勤ラッシュだけはカンベン。

教科書は第4章第1節〜第6節までを講読。近代歴史学の成立と歴史学の専門分化、用いる資料の広がりなどで専門性のほかに、学際的いや他分野から「〜史」として歴史学(一般歴史学)へのベクトルが現れてきたことなどを読む。

あと1ヶ月少々ということもあり、宿題を2つ提出する。ともに、A4用紙、学部専攻、3慇卮峭罅↓せ疚召鯡正し、レポートが複数枚になるときには、ホチキスで止めるように指示。基本的に、横書きの場合は左上、縦書きの時は右上なんだけれど・・・、止まっていれば善しとする。

1問目は、第4章扉裏の相澤安の文章を仝曲検淵襯咾麓由)、現代語訳、Jかりやすいように意訳(つまり、相澤安の人物や文章の書かれた時代背景を知らないと書ききれないけれど)、せ温擁幻イ箸靴董⇒莉11月24日までに提出すること。何らかの事情で24日に提出できない場合は、通信教育部教務課に24日朝までに提出するかこちらに連絡すること。

2問めは、配布した、宮崎市定「世界史序説」の感想文の提出。|者(宮崎)はどのようなメッセージでこの文章を書いたのか、受講生自身の独自の視点で、或いは著者自身はそう言っていないかもしれなくても構わないけれど、自分自身の言葉で、∋代背景を考慮しながら記す、こととした。こちらの提出は、12月9日まで。2問めは、ヒントが教科書に出ているので、それを参照すれば完成はさせられるはずですが。

授業中に紹介した、横浜の資料館は以下の場所です。来週、プリントにして配る予定ですが、とりあえずこちらにも紹介しておきます。個人的には大変オススメです。

「海外移住資料館」(http://www.jomm.jp/):神奈川県横浜市中区新港

 

調べ物

日本大学通信教育部関係のお仕事で、一日中調べ物。とは言っても、自分の研究とかけ離れていないどころか、これからの大作への総復習といった感じなので、全くお仕事とは思わず、さほどストレスを感じない。

しかしながら、時代からみれば、異分野そのものなので、調べるのに一苦労。どの作品を幹に組み立ててゆこうか・・・

日本大学理工学部(船橋校舎):中国語供1・2・4限)

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写真からもわかるように、習志野は意外に寒かった。

「任意レポート その2」を出す。夏休みに出した「任意レポート」に続くもので、こちらは平常点として処理する。内容はいたって簡単。自分の名前の中国語発音・書き方を調べてくるというもの。おそらくは、中国語気把瓦戮討い訖佑眤燭い隼廚Δ里如△修譴曚俵譴任呂覆い隼廚Αこちらは11月25日(金)が提出最終日。

それから、単位の「お助け船」を出した。理工学部だけではないけれど、2年次以上の単位履修がキツキツの学生には、この講義は第2外国語ということもあり、早めに単位履修をしてもらいたい。ただし、こちらもレベルを下げるわけにはいかないので、年間の得点数(すなわち履修単位として認められるかということ、60点以上のC判定)が50点代後半になる可能性のある学生は、12月9日(金)の授業終了時までに、,泙催佻燭鬚垢襦12月16日(金)に私から登録した学生個人に△修譴召谿曚覆覯歛蠅鮟个垢里如↓2006年1月20日(金)の期末テスト前までに学生は提出するというもの。

総合得点が50点代後半の時には、きちんとこちらの課題をやってくれば「60点(つまり合格ギリギリ)」を付けるが、課題をやってこない学生、提出しない学生はそのまま落第になります。重要なのは、私が12月16日に出す課題が学生個人個人ごとに異なることにある。これは、中間テストで「不得意だった部門」を認識してもらって克服してもらおうというねらいがあることを忘れてはいけない。なので、できるだけ12月16日に出す課題をすれば、その課題を提出してもしなくてもなんとか「期末テストには合格できる」というような問題作成を目指していることを私自身心に刻んでおきたい。逆に、期末テストで(或いは総合点で)60点以上をとった場合には、もちろんそちらの点数が成績となるので、こちらも誤解のないように。今年度の1年生以上はGAPが導入されるので、私としてもできるだけ力になりたい、と思う次第である。私自身が学生の時には、好きな科目ながらどうしても先生或いは先生の教え方と相性がよくなくて、不得意だった科目もあったもので・・・、それを想い出す。出てこなくなった学生さんもいるけれど、すごくもったいない。

もし、学生さんで分からないことがあったら、授業後に聞きにきてもらうか、綿貫(mianguan@hotmail.com)までメール下さい。

HPを更新しました

講義内容(2005年度)、同(2004年度)を作成、研究業績を更新

http://www.geocities.jp/manju1635/

日本大学通信教育部:歴史学B(19)

第3章第10節〜第14節までを講読。

伊達千広『大勢三転考』の残り部分と近代歴史学の<開祖>ランケ、そして因果関係の部分を学習した。特にランケについては、日本とも関わり合いが深い門弟のリースを紹介、『史学雑誌』第5号の話と今週末におこなわれる「史学会」大会にも言及する。一般教養ということもあるけれど、興味のある受講生が学会の雰囲気に親しむことも悪くないのでは、と思う次第である。

前回、任意として出題したレポートの提出者は3名。3名とも、思うところが素直に書かれており、教員として学ぶべき所は少なくない。これからの講義で上手にこれらの成果を利用できるようにしたい。次回からは、第4章に入ります。

日本大学理工学部(船橋校舎);中国語供1・2・4限)

朝は霧が出ており、幻想的な校園風景でした。あとで聞けば、武蔵野線がこの霧で遅延したらしく、証明書をもった学生がいた。

1限目は、第5課の残り半分。「能neng2」「時刻の表し方」について学習。リポート問題は 嶌E形畩經点起床?Jin1tian1zao3shangji3dian3qi3chuang2?」、◆崘臉甓欖点下課?Zhe4jie2ke4ji3dian3xia4ke4?」でした。

2限目は、第3課の復習と練習問題をやる。「動詞+過guo」「会hui4+動詞」の37頁の練習問題(6問)、第4課の生詞(sheng1ci2)を解説。「麦当労Mai4dang1lao3」や「点菜dian3cai4」、そして「コーヒー」の表記について、中国語の漢字・ピンイン・日本の漢字・英語表記で間違いに陥りやすいことを指摘した。リポートは練習問題を説いてもらった用紙をそのまま提出してもらいました。でも、学生さんが減っていました。このまま諦めるんだろうか。落第しないように「課題」を出すことを知ってもらおうと思ったのに。う〜ん、もったいない。

4限目は、「お金の数え方」、第6課に入る。曜日・時刻・月日の表し方を学ぶ。先々週の数の数え方と混乱しないとよいけれど。「上shang4」「下xia4」が中国語ではよく出てくる表現方法であること(例:「上学shang4xue2」「下学xia4xue2」や「上班shang4ban1」「下班xia4ban1」、「上午shang4wu3」「下午xia4wu3」<いっしょに「中午zhong1wu3」も教える>)を指摘。年の表し方で「二〇〇八年er4ling2ling2ba1nian2」というのがあったので、ついでに「奥運会Ao4yunhui4」も教える。「だいたいこういうのがあやしいんですね、覚えてくださいね」と言ったら、ノート・教科書に書き込む学生がいた。リポート問題は、 Ni的生日幾月幾号?Ni3desheng1ri4ji3yue4ji3hao4?」、◆Ni幾点起床?Ni3ji3dian3qi3chuang2」でした。

それから、理工学部(船橋校舎)での「中国語供廚隆末試験日を発表した。1月20日(金)それぞれの授業時間内でおこないます。リスニングもやりますので、普段から準備しておいてくださいね。こちらもいろいろと単位を落とさないように工夫してます。みなさん、そろって試験にパスしましょうね!

日本大学通信教育部:歴史学B(18)

雨のせいか、受講生の数が少なかった。授業開始の時点では20余名、遅れてきた人を合計しても30名程ではないのか。

教科書第3章第6節〜第9節までを講読(予定は第10節まで)。内藤湖南の新井白石評や伊達千広『大勢三転考』の「歴史区分」に言及していた。新井白石や慈円のものと異なり、今から見ても伊達千広の分類方法は新鮮に感じる。また、「近代エジプトの建設と歴史家」としてタフターウィー『エジプトの情報における偉大な成功とイスマーイール族の結合の光』の「時代区分」を概観して、近代でのエジプトの「国家形成」をたどった。これは、現在のトルコのEU加盟問題を考える上で、先例として極めて有益であると考える。

来週は「文化の日」なのでお休み。今日講義に参加した受講生には、ボーナスポイント用として「任意のレポート」を科しておいた。教科書を読んでいく上で、非常に有益な資料館・博物館・史跡をいくつかあげ、時間の許す人は行ってきて実際に目にしてほしいと言っておいたけれど、果たしてどれだけの受講生が行ってくれることやら。

日本大学通信教育部:東洋史特講機塀期東京スクーリング)

いよいよ最終日! 天気がすこぶる良く、教室だけで授業するのはもったいない〜。

第11講は「正徳新例と清朝の対応」。『康熙起居注』を使った内容で、信牌問題とそれをめぐる清朝、特に康煕帝の動きを追ったもの。問題発生より15年も前に康煕帝自ら日本に密偵を派遣して仕入れていた情報が、信牌問題発生時に、康煕帝の威厳からではなく、きちんとした材料・判断に基づいたことに言及。それが「起居注」に記されていたという重要性、そして密偵が康煕帝の家人(booi niyalma)であったことを概説した。

第12講は「日本の文明開化と可否茶館」。鄭成功の実弟・田川次郎左衛門(のちに七左衛門)の子孫が唐通事となり、鄭幹輔に至って家名をあげたことを指摘。長崎崇福寺(そうふくじ)三門(竜宮門)の発願主の一人であったこと、同寺に鄭氏累代の墓があることを、現地での写真を交えて解説した。幹輔が若い時に吉田松陰と交流があったこと、その際に幕府に英語とともに満洲語を学習するよう命令されていたことなどに言及、さらに後年「遺徳碑」を立てた人物の一人に、川島浪速がいたことを概観した。また現在の東京外国語大学中国語学科の前身の教員のほとんどが唐通事であったことなどを紹介した。第2節では鄭永慶が日本で初めてのカフェを創った話をした。当時の番地と現在の番地を比較し、小生がこれまた日本で初めて場所を特定したことなどを、現地の写真を紹介しながら、「皆さんが最初に知った受講生ですよ〜」などと鼻息を荒くしながら説明。最後は、一区画南側にずらした場所の全く同じ場所に「珈琲館」がありました、というオチで締めくくり、あえなく撃沈。

天気もよいことなので、昼休みを長めにとりました。午前中の最後に学校周辺から神保町の地図を渡し、講義で紹介した「周恩来ここに学ぶ」碑と、当日日曜日でも空いている中国関係専門書店の東方書店・内山書店を加えた地図を配付して、時間の許す受講生には是非とも行ってもらいたいと付け加えました。何人かは実際にまわったようで、とっても嬉しかったです。

午後は、学校側の「アンケート」及び自習時間。15:30〜16:30までテストでした。すでに問題は提示しており、みなさん安心してテストに臨まれたことと思います。テストには「感想」を書いてもらう欄も設けましたが、それぞれ書かれた感想には大変感謝しております。良かった面、悪かった面など通信教育部での講義は平均年齢も高く、仕事と並立している受講生が多いこともあって、一筋縄ではいかないことを身をもって実感しました。受講生のみなさん、お疲れ様でした。

日本大学通信教育部:東洋史特講機塀期東京スクーリング)

集中講義の3日目となりました。

第8講は「鄭成功父子とその世界」。『大曲記』から、まずは王直時代の平戸の繁栄ぶりを想像してもらいました。そして、媽祖信仰の社会的な現象と東アジア世界との関係を「はじめに」で紹介。安平商人の流れではあるけれど、鄭芝龍の履歴として、マカオでの洗礼、台湾でオランダ商館の通訳をしていたことなどに言及した。二度の平戸調査の写真をフルに使用して、鄭成功を身近に感じてもらい、長崎の糸割符制度を鄭成功が最大限に利用した話をする。

第9講は「東アジアにおける長崎」。「鎖国」体制を簡単に概観してから、出島と唐人屋敷の共通点・相違点に言及。そして唐船の種類・唐通事の役割に言及。最後に通訳=通事(通詞)について説明をする。平戸時代の多「民族」雑居と共通語、またオランダ通詞を幕府の視点からどのような装置であったのか説明し、唐通事との違いについて概説した。

第10講は「近世日本と『混血』問題」。きわめて敏感な問題ながらも、せっかくシラバスに「日中混血児と言われる鄭成功は・・・」と書いたので取り上げることとした。江戸幕府が「鎖国」体制を完成させるため、混血児=「境界人」の排除、丸山遊女と出島・唐人屋敷の単身赴任の男たちについて紹介。丸山遊郭跡に残っていた説明版も見せ、併せて朝鮮「倭館」と比較した。「倭館」では一切の日本人男性と朝鮮人女性との接触が禁止されていたこと、逆に日本では「遊女を『国家』が世話したこと」の違いを知ってもらう。あとで知ったことながら、受講生の平均年齢が30代中頃であったためか、受講生に混乱はなかったようである。ついでに「花月」の卓袱料理の弁当、それから「坂本龍馬が付けたといわれる刀傷」の写真も紹介する。

恥ずかしいことに、最後の10分位で一時声がでなくなってしまいました。3度ほど、講義している最中に口だけ動きながら「音」が出なくて・・・。商売道具なので言い訳しませんが、大変失礼致しました。その後、きちんと「(ビールで)アルコール消毒」をしておきましたので。

日本大学理工学部(船橋校舎):中国語供1・2・4限)

朝は船橋が清々しい。

1限は、第4課の練習問題と第5課の半分。難しかったのは「我把yao4shi忘在房間里Wo3ba3yao4shiwang4zai4fang2jian1li」のところ。「”把”字句」は文法で説明されていないので、構文だけを覚えてもらうこととした。また「我哥哥Wo3ge1ge」や「我妹妹Wo3mei4mei」などには「的de」が不要であることに言及した。また「接電話jie1dian4hua4」と併せて「我去機場接ni3Wo3qu4ji1chang3jie1ni3」も覚えてもらう。「レポート」は、〇笋侶擦和膤慇犬任后↓空港で両替をする、A漢蛎臂翩廖文渋綸日本語ですが・・・。「没問題Mei2wen4ti2」「完全可以Wan2quan2ke3yi3」の2つから選ぶ)でした。

2限は、第3課の続き。「従cong2」「往wang3」「到dao4」や「動詞+過guo」「聴不憧ting1budong3←→聴得憧ting1dedong3」「看不憧kan4budong3←→看得憧kan4dedong3」などを学ぶ。また、ついでに「看課本kan4ke4wen2」に併せて「念課本nian4ke4wen2」も覚えてもらう。1限でも使った「接電話jie1dian4hua4」も教える。「レポート」は、“爐魯▲瓮螢で4年間中国語を学んだことがある、∋笋脇邯で待つと言ったじゃない!でした。

4限は、第1課〜第4課までの本文の発音練習。それから、40〜41頁の練習問題の1〜4までを学生にやらせる。小生が独自に作成したレポート用紙が「その力」を発揮することとなった。前に出て回答してもらい、一回ごとに印鑑を押すというもの。名づけて「スタンプラリー」或いは「ポイントレース」。本人は大まじめです。1回の授業で3回しか印鑑を押せなくしてあるけれど、手を上げて回答する学生とそうでない学生に温度差があったように感じる。今回答えなかった学生さんは、今度参加してね。「レポート」は、やってもらった解答用紙として提出してもらいました。

さて、明日・明後日と通信教育部の集中講義3日目・4日目です。内容は決めたけれど、資料が間に合うかどうか・・・。

日本大学通信教育部:歴史学B(17)

第3章第1節〜第5節まで講読。

これまでのヒストリーとストーリーという視点から、歴史学がどのように援用できるのかという内容に変わる。歴史学あるいは歴史が「国家」を創り上げていく上で必要であったことは、しばらく措くとして、その書かれた歴史が、危機に際してどのように読むことができるのかなどの内容。1930年代を迎える時期の内藤湖南の選んだ書籍などを、再びこの21世紀初頭に読むことの意義などを探るのがねらいと思われる。

しばらくぶりに、受講生に本文を読んでいだだこうとしたけれど、挙手したのは2名のみ。前期に比べると格段に少ない、何故だろう。

日本大学文理学部広領域情報学研究センター

寝違えたせいか首が痛い。

午前中は、某「中間報告書」の整理及び事務局へ提出。

午後は、文理学部図書館で3冊書籍を借り出してくる。今週末の日本大学通信教育部秋期東京Sの資料。いよいよ、平戸・長崎の写真の出番です。しっかし、パワーポイントは時間がかかるねぇ。そして、木曜日の同じく通信教育部の「歴史学B」と日本大学理工学部の「中国語供廚硫悉猗。さて、どこから手を付けたものか・・・。

秋期東京Sの最終日のテスト問題を作成する。普通に授業に参加して、問題意識をもってくれれば回答できる内容ですので、受講生のみなさんは焦らずに行きましょう。

中国語教科書見本届く

ここ2週間以上、土曜・日曜を含めて、全く休みがなかったので、完全休養日! と息巻いて休むことにした。

でも、朝メールを開けたら急ぎの内容。・・・まずは片づけて朝昼兼用の食事。それから、どっさりと届いた中国語の教科書見本から来年度の教科書を選ぶ作業。白帝社白水社金星堂駿河台出版社の教科書それぞれ特徴があり、どれもすてがたい。とりあえず、第2外国語として相応しいものをいくつか選んでおく。

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管理人プロフィール

出身地:群馬県前橋市

履歴:高校卒業後,日中学院より中国に3年間留学。印刷関連会社勤務を経て,日本大学通信教育部(史学専攻)から日本大学大学院文学研究科史学専攻(博士前期課程)へ。日本大学大学院文学研究科東洋史学専攻(博士後期課程)満期退学。博士(文学)

現職:非常勤講師ほか

専攻:清朝史・満族史・東北アジア民族史・東アジア史及び満洲語文書資料。

タイトルの“tere inenggi”とは満洲語で“その日”という意味です。

現在,歴史学・東洋史・中国語(漢語)・コンピュータ情報リテラシー等の講師をしてます。講義では,できるだけ多様な視座を提供したいと模索中です。

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