tere inenggi

研究(満族史・清朝史・東アジア史)や講義(歴史学・東洋史・中国語[漢語]・コンピュータ)等の備忘録

神戸訪問(2007年6月2日〜3日)

レッドブル,翼をさずける(Red Bull Gives You Wings)

1cf1bd1e.jpg

スタミナ切れらしいので,レッドブルを買って飲んだ。

昨晩,疲れが溜まったようで,外での夕食中に節々が痛く,頭痛がしてきたので,早々に帰路についた。家のそばのコンビニで買い物をしている最中,寒気がして手が震えだした。まぢ? どうやら久しぶりにカゼをひいたようだ。

体温計,体温計…。そっか,持ってなかったっけ…。

バファリン2錠飲んで寝れば翌日にはスッキリ…。あれ,1錠しかない。そっか,広領域に置いてきたっけ…。

しかし,1錠なので効き目も半減…なの? 仕事に大きな支障はないが,今夜もバファリン飲んで寝よ。

って,その前に体温計買えよ,おれ。

レッドブル,翼をさずける(Red Bull Gives You Wings)

--------------

写真は,今年6月3日(日)神戸南京町にて。キャンペーンを張っていたので一本並んでいただいた。

http://www.redbull.jp/

神戸華僑歴史博物館(兵庫県神戸市)

神戸華僑歴史博物館外観2007年6月3日(日)午前10時25分,高井秀招氏(国士舘大学・院)氏とともに,神戸華僑歴史博物館を参観した。

神戸中華同文学校を見たあと,博物館開館時間になったからと華僑の情報を手に入れるため神戸市立博物館に向かおうとしたところ,途中の案内板で「神戸華僑歴史博物館」を見つけ行き先を変更することとした。実はこの博物館の存在自体,このときまで知らなかったのである。

小生の場合,中国での現地調査にあたっては,細谷良夫(東北学院大学教授)先生に同行させていただき学んだこととして,必ず最初に現地の博物館・資料館に立ち寄り情報収集なる暗黙のセオリーがある。特に中国では,現地でしか入らないローカルな情報もあるからである。

神戸華僑歴史博物館ポスターさて,博物館の場所は中央区海岸通り3−1−1。南京町の西南方向徒歩3分位のところ。このKCCビルの2階が博物館であり,10階には研究室がある。研究室長は安井三吉(神戸大学名誉教授)先生。ここでは無料の「神戸華僑関係マップ」をいただいた。

JR・私鉄各駅には「神戸関係マップ」なるものは,数多く無料で置かれているが,やはり神戸全体の広告宣伝が目的で,有料掲載のためであろう。新神戸駅・三ノ宮駅でゲットしたが,掲載されている華僑関係の場所が関帝廟と南京町だけであり,神戸華僑関係専用の案内地図が欲しいと思っていたがやっぱりあったのでちょっぴり感動してしまった。この「神戸華僑関係マップ」にはおよそ30ヶ所に及ぶ旧跡があり,今回は時間がないため,次回以降来神の資料とさせてもらう。

この神戸華僑歴史博物館は1979年(昭和54)にオープンし,2003年(平成15)にリニューアルした。ワンフロアーのみながら,密度の濃い展示がされており,それはホームページにも反映されている。『神戸華僑博物館通信』を発行(現在まで第8号)し,神阪京華僑の聞き取り(口述記録)をおこなうなど,精力的に活動している。

同博物館では博物館展示を紹介した小冊子や,その他現地でしか購入できない書籍なども取り扱っている。小生は,この時点で予算オーバー(自腹),南京町での昼食もあるし,その後のUCC珈琲博物館見学も控えていたので,小冊子のみを購入。

本博物館の展示内容については,ホームページにも詳しく載せられているので参照のこと。またゆっくり訪問したいものである。

---------------

神戸華僑歴史博物館HP:http://www16.ocn.ne.jp/~ochm1979/index1.html

神戸中華同文学校(兵庫県神戸市)

神戸中華同文学校2007年6月3日(日)午前9時50分,関帝廟より神戸中華同文学校にきた。日曜日で当然お休みなので入構せず。

神戸中華同文学校は,1899年変法派の指導者・梁啓超の勧めにより「神戸華僑同文学校」として誕生した。名誉校長は犬養毅。1914年に神戸華強学校,1919年に中華公学が創立するが,1928年にはこの2校が合併し,神阪中華公学となった。1939/昭和14年に神阪中華公学が神戸華僑同文学校と合併し,神戸中華同文学校と改称した。

日本における中華学校は現在5校。東京中華学校(東京都千代田区五番町)・横浜中華学院(神奈川県横浜市中区)・横浜山手中華学校(同上)・神戸中華同文学校(兵庫県神戸市中央区)・大阪中華学校(大阪府大阪市浪速区)。

このうち,横浜山手中華学校は,1952年に横浜中華学院より分かれたもの。これらは中華民国(台湾)系の東京中華学校・横浜中華学院・大阪中華学校と,中華人民共和国(大陸)系の神戸中華同文学校・横浜山手中華学校に分けられおり,中国語(国語)文字教育などで一部違いがある。東京中華学校と横浜中華学院との交流が盛んであることはよく知られている。

孫文先生来訪の地ここはもと神阪中華会館(1893−1945年)跡地で,神戸中華同文学校がここに移ってきたのは1959年からである。学校敷地内の西南端(上の学校写真の向かって左奥)に「1913(大正2)年3月13日:孫中山先生来訪之地」のプレートがはめ込まれている。

所在地(中山手通6丁目)案内板をみたある方(ご本人の名誉のために名前は伏せますが…)が,「ちゅうざん…て,どおり…?」と読んでいた。すでに中国人コミュニティに染まってしまっていたのを,私は忘れないでしょう(笑) 「さぁ〜ん,みぃん,じゅぅい〜♪」

------

神戸中華同文学校HP:http://www.tongwen.ed.jp/home/toppage.html

関帝廟(兵庫県神戸市)

神戸関帝廟2007年6月3日(日)朝9時30分,高井秀招(国士舘大学・院)氏とともに,兵庫県神戸市中央区にある関帝廟を初訪問した。

神戸南京町からは少し離れた場所になるが,この辺りには神戸中華同文学校や神戸華僑幼稚園,神戸福建同郷会など,華僑関係のコミュニティが集中している。

関帝廟は,いうまでもなく三国志の英雄・関羽を祀った場所。しかし,この関帝廟の由来は,もと大阪府布施市にあった慈眼山長楽寺が1888年(明治21)に廃寺になるのを神戸に移したのが始まりだという。

本堂(金堂)には,中央に関羽(左右に周倉・関平),向かって右側に聖観音像,右側に天后聖母が祀られている。以前,フレ友で神戸在住のtantanさんが「神戸には横浜と違い媽祖廟がない」と仰っていて小生も気になっていた。しかし,この関帝廟内に祀られている天皇后聖母こそ,実は媽祖であり,小生自身も関帝廟内にともに祀られていることは,直接神戸に行くまで知らなかった。

天后聖母像は,小冊子『関帝廟』((社)中華会館,1998年)によれば,1957年(昭和32)に信州善光寺より当時13歳の影刻家・加藤某を招いて作られたものとある。

神戸関帝廟:石碑院内には,神戸華僑の淵源を記した光緒35年の石碑(写真下)もあり,来神華僑の出身地や歴史などを知ることができる。

同地では,前出の小冊子(100円)を購入。内容は,冒頭に神戸華僑・陳舜臣による「巻頭エッセイ」をはじめ,「関帝廟フォトストーリー」「関帝廟の歴史物語」「関帝廟の行事カレンダー」「神戸の中の「中国」ストーリー」「震災復興募金のお願い」の6篇からなっており,神戸華僑社会や関帝廟について詳しく紹介している。

UCCコーヒー博物館(兵庫県神戸市)

537516d4.jpg

2007年6月3日(日)午後3時,高井秀招(国士舘大学・院)氏とともに,神戸ポートアイランド内にあるUCCコーヒー博物館を訪問した。

博物館は1987年10月1日(コーヒーの日)にオープンした。もと,ここは1981年3月〜9月神戸ポートアイランド博覧会のパビリオンを博物館として再生したもの。実はパビリオン申請時に,博物館構想があったという(諸岡博熊『珈琲博物館事始』UCCコーヒー博物館豆本6,1989年4月)。

写真右奥は,UCC本社で左手前が珈琲博物館。博物館のデザインはコーヒー淵源であるイスラムのモスクとモダンをイメージしており,外壁のタイルは主要なコーヒー原産国のブラジル原産である。

展示内容はHPを参照していただくとして,専門分野と結びつけるならば,日本最初のカフェ「可否茶館」を開いた鄭永慶についても若干紹介されていた。これについては,以前(2005年秋)講義したこともある。

博物館では,豆本3冊(星田宏司『日本最初の珈琲店−「可否茶館」の歴史−』(UCCコーヒー博物館豆本3,1988年),諸岡博熊『珈琲博物館事始』(UCC珈琲博物館豆本6,1989年),小林章夫『ロンドンのコーヒーハウス』(UCC珈琲博物館豆本7,1992年))を購入した。とくに,星田本は1988年出版本と同じもの。持っているが一応購入した。

そういえば,UCC本社前の広場(星の広場;本社と博物館の中間にみえる階段をのぼったところ)は,2006年夏公開の映画「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」のロケ地。メビウスを助けようとしたマン・セブン・ジャック・エースの兄弟がみずからの限界と可能性をかけて変身した,映画上重要なシーンでもある。初代ウルトラマン(ハヤタ)は41年ぶり,一番本編が近いエース(北斗星司)でも35年ぶりの変身であり,見ていた小生は久しぶりに感動したものだ。

UCCコーヒー博物館内にあるコーヒーショップ「コーヒーロード」で初ターキッシュコーヒーを体験し,午後4時8分のポートライナー南公園発で博物館を後にした。

----------

UCCコーヒー博物館:http://www.ucc.co.jp/museum/

満族史研究会第22回大会(神戸国際会議場)

85ca687f.jpg

満族史研究会第22回大会が神戸国際会議場(兵庫県)401会議室でおこなわれた。小生にとって神戸は、初上陸(宿泊)の地である。

当初は、神戸大学瀧川記念学術交流会館での開催予定であったが、神戸大学が「はしか(麻疹)休校」となったため、急遽会場を変更することとなったのである(その「ドキュメント」は懇親会会場にて、事務局長・楠木賢道先生より語られた[←田口トモロヲの口調で])。

詳しいプログラムはこちらを参照。

小生は、高井秀招(国士舘大学・院)さんと一緒に神戸入りすることに。偶然にも、翌日にUCCコーヒー博物館・南京町・旧居留地に行くという予定が一致したためである。

朝3時起き、東京駅のぞみ始発(06:00)にて新神戸(08:45)へ。その後ポートライナーにて会場へ。ポートライナーにて堀直(甲南大学)先生と乗り合わせる。

会場変更で気がついたが、このポートアイランドは2006年夏公開「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」の神戸ロケ地のひとつでもある(ポートアイランド市民広場[国際会議場前]がロケ地と知ったのは学会終了後・汗。ロケ地についてはこちらを参照)。

会場へは09:30過ぎに到着。むとうすさんとも再会。松村潤(満族史研究会会長;日本大学名誉教授)先生の挨拶ではじまる。今回はまったくお手伝いをすることなく、すべてのプログラムを拝聴した。それぞれが興味深く、資料或いは視点に特徴があり、睡眠不足の小生でさえ、睡眠学習することなく勉強させていただいた。

懇親会会場(同1階:レストランフォンタナ)にも多くの参加者が流れた。磯部淳史さん(立命館大学・院)さんとは初対面、しかも同郷で、しかも某著名Gを輩出した高校出身とうかがって二度びっくり。会場では、なぜか小生の九州某所での調査(2004年12月)がむこうのテーブルで話題にされていた。別段話す必要がなかったので黙っていただけですが、研究者による現地調査の情報というのがもれやすいというのが身をもって分かった(笑)

同会場では、河内良弘(満族史研究会副会長;京都大学名誉教授)先生の二胡の演奏、萩原守(神戸大学教授)先生の「アメイジング・グレイス」の独唱、久保智之(九州大学教授)先生の満洲語の歌の熱唱などもあり、懇親会は盛況のうちにお開きを迎えたのでした。

懇親会会場で、まさしく「砲火」を浴びたせいか、汗びっしょりなので、2次会は遠慮させていただいた。宿舎は「東横イン神戸三ノ宮供。会員なのもあるし、駅前で至極便利。

訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

管理人プロフィール

出身地:群馬県前橋市

履歴:高校卒業後,日中学院より中国に3年間留学。印刷関連会社勤務を経て,日本大学通信教育部(史学専攻)から日本大学大学院文学研究科史学専攻(博士前期課程)へ。日本大学大学院文学研究科東洋史学専攻(博士後期課程)満期退学。博士(文学)

現職:非常勤講師ほか

専攻:清朝史・満族史・東北アジア民族史・東アジア史及び満洲語文書資料。

タイトルの“tere inenggi”とは満洲語で“その日”という意味です。

現在,歴史学・東洋史・中国語(漢語)・コンピュータ情報リテラシー等の講師をしてます。講義では,できるだけ多様な視座を提供したいと模索中です。

カテゴリー別
月別アーカイブ
最新コメント
天気(東京)
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ