tere inenggi

研究(満族史・清朝史・東アジア史)や講義(歴史学・東洋史・中国語[漢語]・コンピュータ)等の備忘録

2010年度:歴史学B(日本大学通信教育部)

最終試験:歴史学B(日本大学通信教育部)

501講堂。

2限は11時から12時までの60分間が試験時間。

2週間前、すでに問題を発表していたので、当日は作成してきたものを解答用紙に書き写すだけ。ただ、1400字から1600字の間での手書きなので、40分以上は手を動かす計算となる。

ギリギリまでがんばっていた学生さんが多かった。

今年は、ドーデ「最後の授業」に興味をもってくれた学生が何人かいて、質問もきちんとしたものが多かったので、4年前に3回で講義した内容を膨らませて8回に再編集した。

あわせて、講義形式の授業のやり方(学生に渡すレジュメやまとめの仕方など)をひとつ確立させた年度だった。そいいうかたちで授業ができたことに、聴いていて質問してきてくれた学生さんに感謝します。

第25回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501講堂。

「国家と民族の歴史(8)」

ドーデ「最後の授業」を読むことを通じて、「言葉」「教育」「国家」「民族」などを学ぶ8回目。

「最後の授業」の舞台アルザス地方について、フランスとプロシア(ドイツ)という2つの国によって,それぞれ「自国民」と主張され,そえrぞれ「同化(国民化)」政策がなされたアルザス地方の実態をみた。

特に,1871年のフランスからプロシアへの「割譲」,1918年のドイツからフランスへの「復帰」それぞれの同化政策を追い,アルザスのアイデンティティ,ひいては「国民」「民族」の定義を再考する手掛かりを探した。

昼間スクーリングの授業は最終週。来週16日は試験。

第24回[補講]:歴史学B(日本大学通信教育部)

4限(14:20-16:10)、501講堂。

前期に休講した分の補講。

はじめてウルトラマンシリーズを講義でおこなう。

内容は,1971年11月放映の「帰ってきたウルトラマン」第33話「怪獣使いと少年」

ある工業地帯の河原に住むマイノリティ(異邦人)の存在をとおして,差別などを描いていると言われる「話題の作品」。歴史学の授業なので,放映作品とシナリオとを比較することを通じて,なぜ「話題の作品」として語りつがれているのかを検証した。

記憶や記号というキーワードを用いつつ,脚本を担当した上原正三や,同じく監督を担当した東條昭平のインタビュー記事などを読み進め,1920年代から1970年代の川崎における朝鮮人労働者や沖縄からの出稼ぎ労働者などの歴史を振り返り,作品が語りづがれている理由が,差別やいじめだけなど単なる画面上の「過激な内容」では片づけられない部分に言及した。

第23回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501講堂。

「国家と民族の歴史(7)」

ドーデ「最後の授業」を読むことを通じて、「言葉」「教育」「国家」「民族」などを学ぶ7回目。

「最後の授業」の舞台アルザス地方について、両大国であったフランスとプロシア(ドイツ)から概観した。

実は、私たちが用いるキーワード「国民」「民族」という議論が盛んにおこなわれるようになったのがアルザス問題であることなどを学んだ。

12月16日におこなわれる最終試験問題を発表した。あわせてもう一度、成績評価基準を確認した。

第22回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501講堂。

「国家と民族の歴史(6)」

ドーデ「最後の授業」を読むことを通じて、「言葉」「教育」「国家」「民族」などを学ぶ6回目。

「最後の授業」には、続編「新しい先生」が存在する。あまり知られていない「新しい先生」を読み、前作と比較しつつアルザスの置かれた立場についてドーデ側から見ていった。

第21回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501講堂。

「国家と民族の歴史(5)」

ドーデ「最後の授業」を読むことを通じて、「言葉」「教育」「国家」「民族」などを学ぶ5回目。

前回までとは内容を変えて、ドーデがどのような背景・意図で「最後の授業」を執筆したのかをたどった。

詳しくは、(1)彼の生まれ育った空間と文筆業での成功、(2)普仏戦争とドーデ、(3)『月曜物語』の内容とその読者層など。

第20回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501講堂。

「国家と民族の歴史(4)」

ドーデ「最後の授業」を読むことを通じて、「言葉」「教育」「国家」「民族」などを学ぶ4回目。

内容は、(1)1970年代の日本の国語教科書「原典主義」、(2)教材「最後の授業」消滅、(3)「母語」と「母国語」について

教材「最後の授業」が、国家主義的とか「国語愛」を通じて「愛国心」を育てようとした時期がいつなのかを、これまでの俗説を廃し、日本近現代史(戦前・戦中・戦後1950年代・1970年代)における国語教育の歴史と教材の採用を比定し、あわせて教材「最後の授業」が消滅する事情を学んだ。

第19回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501講堂。

「国家と民族の歴史(3)」

ドーデ「最後の授業」を読むことを通じて、「言葉」「教育」「国家」「民族」などを学ぶ3回目。

内容は、(1)終戦直後の国語教育、(2)1950年代における教材「最後の授業」の再登場とその背景、(3)戦後における教材「最後の授業」の読ませ方/読まれ方

担当教員として嬉しいのは、少しずつながら問題意識を持ち始めた学生が出始めたこと。先週より授業終了後に学生間で当該内容について話をしたり、教員に相応の質問がきていること。

小生自身の研究とテーマは違うものの、通底する問題は同じなので、小生自身の博論執筆や研究を進めて行く上で、勉強になる講義内容なのだ(^^

第18回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501講堂。

「国家と民族の歴史(2)」

ドーデ「最後の授業」を読むことを通じて、「言葉」「教育」「国家」「民族」などを学ぶ2回目。

前回の課題文の一部をプリントで配って紹介してから、日本における「最後の授業」の翻訳、及び戦前期教材に取り上げられた時代的背景を学んだ。

内容的には、(1)日本における国語教育の目的、(2)教材に採用された1927年(〜1937年)という時代と明治時代から続く国語教育との連続性・非連続性について。

第17回:歴史学B(日本大学通信教育部)

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501教室。

「国家と民族の歴史(1)」

ドーデ「最後の授業」という文学作品を読むことを通じて,「言葉」「教育」「国家」「民族」を考える1週目。

4年前に好評だった内容をヴァージョンアップして講義する。

「アメル先生とは何者か?」ということを受講生に出題した。フランス人とかドイツ人とかを想定していたが,人格的な解答(優しい,厳しい,恐がられていた,など)が思ったより多く,こちらの力量不足(説明不足?)を感じた。「国家と民族の歴史」を勉強してるのに……

ま,がんばりまっする^^

第16回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501講堂。

「現代史のとらえ方(3)」

フランス革命を題材として、ヨーロッパ初の国民国家とかった過程を追った。

フランスの国民国家化が、アメリカ建国とは異なる複雑な過程を経て国民国家及び共和制となったこと、ナポレオンの人気及び軍隊の強さについて、彼のパーソナリティとは別な部分を学んだ。

国民国家の成立部分で、フランスとアメリカの国歌を学生に聴かせた。フランス国歌については、ビートルズ「愛こそはすべて(All you need is love)」冒頭で聴いたことがあると書いた学生がいた反面、フランス・アメリカ国歌ともに初めて聴いたとレポートに書いた学生もいて…

第14回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501講堂。

「現代史のとらえかた(1)」

長い間歴史学の主流を占めていたマルクス史観とこれからの歴史を見極めるための注意すべき点について講義した。

 

第13回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501講堂。

「歴史と文学のあいだ」

歴史学と文学との違いや緊密さの内容について講義した。

前期試験代わりの夏休みの宿題を回収した。

内容は、ある論文について、.譽献絅畉鄒、著者が言いたいこと、4響曄△鬚泙箸瓩気擦拭N鮖乏悗亮業は総合教育科目なので1年生がほとんど。その1年生にしてみれば、初めての「レジュメ作成」だったろう。この宿題は正解を求めたものではなくて、レジュメと一連のものを作成させるという経験を積ませるためのもの。

第2回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501教室。60名。

第2回は「『世界史』の誕生」。

前回の「高校まで学んだ歴史の」続き,及びGW(で2週間お休み)以降の流れを全体として捉えるためのもの。

まず受講生に何も見させずに世界地図を描かせた。

そして,高校「世界史」とはどんな歴史なのか? 「西洋史」と「東洋史」の区分はどこなのか? 東京帝国大学の史学科の変遷をたどり,私たちが学んできた「世界史」とはどのようなものなのかを概観した。

第1回:歴史学B(日本大学通信教育部)

501教室。登録77名、出席63名。

総合教育科目なので、身近な話題から話を始める予定。

まずは「ガイダンス」。出席重視と言うこと、欠席時・遅刻時の説明をして、第1回「高校までに学んだ歴史」を講義した。

これまで習ってきた歴史と大学で学ぶ歴史の違いについて解説。

火曜日1限に「歴史学A」(鍋本先生)があり、通信教育部では4年ぶりに鍋本・綿貫の昼間スクーリング歴史学となった。お互いに情報を交換しながら進めているので、今回もそうなると思う。
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管理人プロフィール

出身地:群馬県前橋市

履歴:高校卒業後,日中学院より中国に3年間留学。印刷関連会社勤務を経て,日本大学通信教育部(史学専攻)から日本大学大学院文学研究科史学専攻(博士前期課程)へ。日本大学大学院文学研究科東洋史学専攻(博士後期課程)満期退学。博士(文学)

現職:非常勤講師ほか

専攻:清朝史・満族史・東北アジア民族史・東アジア史及び満洲語文書資料。

タイトルの“tere inenggi”とは満洲語で“その日”という意味です。

現在,歴史学・東洋史・中国語(漢語)・コンピュータ情報リテラシー等の講師をしてます。講義では,できるだけ多様な視座を提供したいと模索中です。

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