tere inenggi

研究(満族史・清朝史・東アジア史)や講義(歴史学・東洋史・中国語[漢語]・コンピュータ)等の備忘録

満文講読会[訳編]『内国史院檔:順治元年機

282876217_5516587371714403_8946604697952749566_n満文講読会[訳編]『内国史院檔:順治元年機戞陛豕外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、2022年3月)非売品

私が携わった本が出版されました。内国史院檔とは実録の草稿のひとつです。最初は同好会として読み始めたものですが、メンバーの科研費を用いて東京外大AA研より出版されました。順治元年(1644)4月~6月(A)という清朝が山海関を入る前後が収められています(詳しくは「序文」を参照)。

紙媒体は、わずか200冊しかないので配布できませんが、電子版で無料公開されました。ご笑覧頂ければ幸いです。

本冊は、クリエイティブ・コモンズの表示-非営利-改変禁止4.0国際ライセンスですが、著作権内および本会の許可による2次創作等の使用は可能です。

以下のURLより無料ダウンロードできます。
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満文講読会[訳編]『内国史院檔:順治元年機


綿貫哲郎「孫可望及其家族」(2020年12月)

Eso9DjpUYAIlWLG論文を上梓しました。

「孫可望及其家族」(『満語研究』2020年2期、2020年12月、110-114頁)[中国語]

清朝に降った孫可望と子孫は康熙年間になると、その地位を剥奪され没落したと言われて来ましたが、実際には公主を下賜されたり当時の政治中枢部と繋がりをもつなど、ある程度の政治的地位を有していたことなどを検証しました。

「第2届国際満学学術研討会」(2019年9月5日から8日;於・中国吉林省吉林師範大学長春校区)で「降清後的孫可望及其家族」の発表内容が改稿され、研究雑誌に掲載されたものです。 

CNKI→綿貫哲郎「孫可望及其家族」

綿貫哲郎「中国史"論文"の集め方(簡易版)」2019年7月

綿貫哲郎「中国史"論文"の集め方(簡易版)」(『中国史史料研究会会報』創刊号、2019年7月)

中国史史料研究会の会報(創刊号)に、「初学者向け論文の集め方」を執筆しました。会報創刊号は、会員は無料、Kindle版は500円(こちら)です。

創刊号の試し読み(冒頭の一部分のみ:無料)はこちら

51-eFbVg+HL■中国史史料研究会会報 創刊号 内容紹介
目次
●亀田俊和「亀田俊和の台湾通信 第2回」
●佐藤信弥「世界漢字学会 第6届年会 参加報告」
●広中一成「東亜同文書院の変遷」
●綿貫哲郎「中国史"論文"の集め方(簡易版)」
●平林緑萌「前漢功臣伝抄 第1回 奚涓」
●佐藤信弥「中国時代劇の世界 第2回『三国志:Secret of Three Kingdoms』」

■研究ガイドからエンタメまで彩り豊かに
●終戦まで約半世紀にわたって上海を拠点に多数の人材を輩出した東亜同文書院。その簡史をまとめた広中一成氏(愛知大学)「東亜同文書院の変遷」は編集子推薦。
●綿貫哲郎氏(日本大学)による研究ガイド「中国史”論文”の集め方(簡易版)」は、論文や図書の探し方や入手法を初学者向けに丁寧に解説したもの。
●準備号で大きな反響を集めた、『観応の擾乱』(中公新書)の亀田俊和氏(台湾大学)による連載「亀田俊和の台湾通信」は待望の続編を掲載。
●『中国古代史研究の最前線』(星海社新書)の佐藤信弥氏(立命館大学)の連載「中国時代劇の世界」では『三国志:Secret of Tree Kingdoms』を取り上げる。また「世界漢字学会 第6届年会 参加報告」は、ドイツのフリードリヒ=アレクサンダー大学の孔子学院が舞台。トラブル続きだったというが?
●平林緑萌氏(志学社)は前漢高祖功臣のうち、侯第七位に列せられながら事績がほとんど残っていない奚涓とその死後に封国を継いだ母侯疵について考察する。

■中国史史料研究会について
中国史史料研究会は、中国史について興味関心のある方ならどなたでも入会可能。
当会Webサイトは下記URLから。会報準備号も無料でダウンロードできる。
http://shigakusha.jp/hoc/

会報準備号(無料)はこちら:https://shigakusha.jp/product/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e5%8f%b2%e5%8f%b2%e6%96%99%e7%a0%94%e7%a9%b6%e4%bc%9a%e3%80%80%e4%bc%9a%e5%a0%b1%e6%ba%96%e5%82%99%e5%8f%b7/

創刊号の試し読み(冒頭の一部分のみ:無料)はこちら:https://shigakusha.jp/product/hoc-journal-001/

創刊号(Kindle版のみ:Amazonで有料500円)はこちら:https://t.co/ukNAJ8Rk8p

綿貫哲郎「興城古城(寧遠城址)紀行」2019年5月

綿貫哲郎「興城古城(寧遠城址)紀行」(『中国史史料研究会会報』準備号、2019年5月)

中国史史料研究会の会報(準備号)に、明末の軍閥・祖大寿と関係深い寧遠城の紀行文を書きました。準備号は無料でダウンロード可能(こちら)です。

なお、寧遠城に関連する写真はこちらで見ることができます。

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中国史史料研究会会報 準備号 目次
創刊のご挨拶(佐藤信弥)
[回想録]亀田俊和の台湾通信:第1回(亀田俊和)
[学会報告]第29届 中国文字学国際学術研討会参加報告(佐藤信弥)
[紀行]興城古城(寧遠城址)紀行(綿貫哲郎)
[学術札記]前漢功臣伝抄:はじめに(平林緑萌)
[書籍紹介]岡本隆司『近代日本の中国観:石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで』(池田修太郎)
[エンタメ]中国時代劇の世界:第1回『昭王〜大秦帝国の夜明け〜』(佐藤信弥)
研究会案内
執筆者紹介・編集後記
2019年度 中国史史料研究会役員構成


創刊にあたって
志学社の平林緑萌さんや山田崇仁さんと中国史の新しい研究会、中国史史料研究会を立ち上げようということになり、昨夏以来話し合いを続けてきた。従来の研究会・学会よりも一般の歴史ファンに間口を広げた会にしようということで、論文を掲載する会誌とは別に会報を発行することにし、発行回数も年6回とかなり多めに設定した。本会の準備号は、ひとまず会員の活動報告、研究札記、そして歴史ファンを意識した中国史関連書籍やエンタメの紹介という構成になった。読者の皆様に見守って頂くとともにご支援頂ければ幸いである。(中国史史料研究会会長 佐藤信弥)

中国史史料研究会についてはこちら:https://shigakusha.jp/hoc/

日本語訳の論文2点(Kindle版)

表紙2点志学社(https://shigakusha.jp/)より、以前、中国語で発表した論文の日本語版をKindle版で出しました(志学者論文叢書)。

Amazonでお求めください。1冊300円です(AmazonのKindle Unlimitedだと無料で読めます。冊子版はありません)。


「祖大寿と「祖家将」再論」 (原載『吉林師範大学学報(人文社会科学報)』2017年第6期、2017年11月→『満学研究論集(一)』(中国社会科学出版社、2018年9月に再録)
Kindle版はこちら

「「降清漢人」から「漢軍旗人」へ:「盛京生まれ」を中心に」(原載『清史研究』2015年第4期、2015年11月→劉小萌[主編]『国際青年学者満学研究論集(2015)』中国社会科学出版社、2017年6月に再録) 
Kindle版はこちら





朱之韻梁跡を辿る(2019年2月〜3月)

朱之韻量攸(朱公書院内)清代、“明朝後裔”に認定され一等延恩侯に封爵された朱之韻箸修亮辺を尋ねた。詳しくは、拙稿「一等延恩侯朱氏的封爵」(『満学論叢』第7輯、2017年12月)を参照のこと。2019年2月24日(日)より3月2日(土)まで中国江蘇省南京・安徽省亳州に滞在した記録。

康熙38年(1699)4月、清聖祖康熙帝は第3次南巡のとき江寧(南京)の明孝陵で祭祀をおこない、「明朝後裔を探し求めて職銜を授け、代々祭祀をおこなわせたい」と述べた。

明孝陵康熙帝は計5回、江寧の明孝陵を訪れ、また全ての明朝皇帝陵墓を保護した。これは漢族文化を尊重する一方で、漢人の清朝に対する敵愾心を取り除くためでもあった。しかし、「朱三太子」事件が絶えず発生し「反清復明」思想が残る康熙年間には、結果として明朝後裔を探し出すことができなかったのである。

雍正2年(1724)、清世宗雍正帝は「明代後裔」6名の中から正定府知府の朱之院鑲白旗漢軍所属)に一等侯の爵位を与えて正白旗に擡旗させ、毎年の春・秋に昌平と江寧(北京と南京)の明皇帝陵の祭祀をおこなわせた。朱之韻鰐逝請賃莉住飴丗經焚Δ了丗垢噺世錣譟科挙官僚として康熙20年(1681)以降知州・知府などを歴任した。

朱公書院康熙30年(1691)に亳州知州に着任朱之韻亮世は民衆に慕われた。6年目に移動になるところを民衆の訴えで延期され、結果として康熙46年(1707)まで足掛け17年在任した。そして、在任中の康熙37年(1698)には北門外に生祠が建てられた。これが現在の朱公書院である。

朱公書院に1時間以上いて中国人ガイドと中国人団体客が何度も通り過ぎたけど、話している内容は朱之韻亳州知州の治世で慕われたために生祠が建てられたという地元優先の話で、彼が明朝の後裔に任じられたことや、『紫禁城の黄昏』に子孫の朱勲が登場するというような清朝や世界史に繋がる話に結びつけたなら、観光客が素通りすることは少ないのではと感じた次第である。

「康熙謁陵紀」碑南京では、江寧織造で曹寅(曹雪芹の祖父;康熙帝の乳兄弟)が康熙帝をサポートして明孝陵(明太祖朱元璋の陵墓)に康熙38年(1699)に建てた「康熙謁陵紀」碑(康煕帝が"明朝後裔"を探し求めるきっかけとなった)と「治隆唐宋」碑や雲錦で知られる江寧織造博物館なども観てきた。亳州は初、南京は四半世紀振りの滞在であった。

綿貫哲郎「正白旗漢軍一等延恩侯朱氏的封爵」(2017年12月)

zhushi論文を上梓しました。

正白旗漢軍一等延恩侯朱氏的封爵(『満学論叢』第7輯、2017年12月、54-68頁、1.5万字)[中国語]

康熙元年(1662)、清朝は南明永暦政権を崩壊させ中国本土の統治を確実なものとした。しかしながら「朱三太子案」が発生するなど「反清復明」思想は依然として残っていた。聖祖康煕帝は清朝への敵愾心をなくすため「明代後裔」を探し求めたが失敗する。ところが世宗雍正帝が即位すると「明太祖の子孫」の認定・授爵がおこなわれた。その目的や選ばれた朱之韻箸い人物について、満漢関係史だけでなく八旗制研究の視点からも考察した。

「正白旗漢軍一等延恩侯朱氏をめぐって」(第23回満族史研究会大会、2008年5月31日、於日本大学文理学部百周年記念館国際会議場)を基礎に、大幅に内容を改めました。

(奥付は2017年12月発行ですが、実際は2018年6月末発行です)

綿貫哲郎「再論祖大寿与“祖家将”」(2017年11月)

zudashou00論文を上梓しました。

「再論祖大寿与“祖家将”」(『吉林師範大学学報(人文社会科学報)』2017年第6期、26〜40頁、2万余字)[中国語]。

30年前の李洵「祖大寿与“祖家将”」を基礎に、祖氏一族の勃興、祖家将の連繋を衛所制と絡め、さらに彼らの八旗漢軍への編入原則等にも言及しました。

2017年6月末、「国際満学学術研討会」(2017年6月28日から30日;於・中国吉林省吉林師範大学長春校区)での発表内容を活字化したものです。 

CNKI綿貫哲郎「再論祖大寿与“祖家将”」

(*´ -`)(´- `*)srsr


台北滞在:2月5日(日)〜2月17日(金)

waitan20172月5日(日)から17日(金)まで、資料調査と意見交換のため台湾に行きました。例年より若干余裕を持たせた日程にしました。

約2週間にわたる史料調査(中央研究院傅斯年図書館ほか)や意見交換ではたくさんの史料が手に入りました。

国立台湾師範大学文学院院長の陳先生、名誉教授の呉先生にもご挨拶しました。また旧知の葉先生はじめ、許さん・劉さん・黄さんら若手の研究者だけでなく、私の留学時代の友人、台北に居住・留学する教え子にも会えて濃厚な時間を過ごすことができました(*´ω`*)

12泊中の夕食10回・昼食6回は声を掛けて頂いたので1人ではありませんでした。台中に行く時間はなくなりましたが、ありがたいことです。

台湾中心街を夕方ぶらりと歩きました。以前だと史料調査だけで終わってしまったので貴重な経験です (*´ -`)(´- `*)srsr

1月24日(火)

20170124早朝マイナス2度の火曜日。

午前は東洋史の試験(試験期間)。事前にいろいろ説明しておいたこともあり大過なく終了。事前に済ませた平常点と合わせて採点を終わらせた。

秋葉原経由で神田へ。仕事を済ませ夕方から出身ゼミの新年会に参加する予定であったが、疲れが溜まっていたのか調子が悪いのか、気分がすぐれず連絡を入れて新年会はパスさせて頂いた。

2016年度後期(秋学期)の全ルーティン終了 (*´ -`)(´- `*)srsr

1月20日(金)

何とか雪による電車遅延は免れた模様。

終日、試験&解説。無事に終了。よかった。

ガーリック肉塩つけ麺で反省会 (*´ -`)(´- `*)srsr

1月19日(木)

春休みの予定を決めつつストレス分散をはかる。

午前は東洋史入門。第15回「試験その他」。

午後は経済情報処理。エクセル中級(3)。数値でないものの数値処理。VLOOKUP関数を学ぶ。これで何とか2年生に上げられるだけのコンピュータのスキルは学ぶことができたかと思う。

木曜日は今年度講義終了。

翌日金曜が雪予報。試験にぶちあたりませんように (*´ -`)(´- `*)srsr

1月13日(金)

朝焼けの中、かつて留学中北京や上海の町中で嗅いだ匂いに近いものを感じ、懐かしくなる。

午前は初級、午後は中国語、夕方は初級ともに総復習。
同僚の先生より中国土産を頂く。

だいぶストレスがw (*´ -`)(´- `*)srsr

1月12日(木)

20170112ひときわまぶしい月が出てる木曜朝。

午前は東洋史入門。これまでの総復習をした。自分としても上手く講義出来たところ出来なかったところ判断できるし、学生自身も整理できてよい。試験対策にもなるし。

午後は経済情報処理。エクセル応用(2)。内容はアンケートデータの集計とグラフ作成。COUNTIF関数、DAVERAGE関数、グラフの整形(行と列のデータ入れ替え、軸の反転)をおこなった。

バス終発時間を気にしつつ地元駅Tへ。

駅ナカスーパーが急遽閉店して不便に (*´ -`)(´- `*)srsr

1月10日(火)

20170110早朝はネットカフェで調べもの。

午前は東洋史。第14回「サンタン交易(4)」、サンタン交易の終焉について。内容は仝魄徂覆亮鑪爐反量、⊂湘津曾熟困定めた交易レート、8魄廚亮太咫↓じ魄廚僚焉を学んだ。以前のブラッシュアップ版だが、半年前には「サンタン」なんて聞いたことのない学生さんらが、カラフト問題や北方領土問題、或いは日露関係を理解するための題材のひとつとしてサンタン交易を知って頂けたことに敬意を表したいと思います。

午後は八王子へ。たまたま院生時代に筑波大学で先生や同期生のみなさんにお世話になったことを思い出し、よくおごって頂いた食堂をサーチしたら……閉店していた。嗚呼(*´ω`*)

夜は氷点下になるようだ (*´ -`)(´- `*)srsr

12月30日(金)

20161229主催している研究会合宿で愛知県豊橋市・蒲郡市へ。

夏の続きで1泊2日の強行軍。みなの予定を合わせると年末のこの日しか取れず。

最終日の時間ギリギリで当初の範囲を終わらせた。ほっとひと息(๑′ᴗ‵๑)

昼飯で食べた豊橋名物カレーうどん旨かった。ホテル裏にあるご当地名物を出す居酒屋が前後泊含めて一度も入れなかったのでリベンジを誓う次第。

初めて銘菓ブラックサンダーが豊橋名産と知った貴重な合宿w (*´ -`)(´- `*)srsr

12月24日(土)

星がよく見えるクリスマスイブ(๑′ᴗ‵๑)

午前は追試。問題なく終了。

移動したバス車内に四つ葉のクローバーが飾ってあった。よいことあることを期待。

たまにしか来られない世田谷区の担々麵屋さんで昼食をとり八王子に移動して仕事。

夜は某上海史のK先生に紹介された焼き鳥屋さんw

年内の授業終了 (*´ -`)(´- `*)srsr

12月22日(木)

年内最後の木曜出講なり(๑′ᴗ‵๑)

午前は東洋史入門。第13回「「清朝史研究」の現在(4)」を学ぶ。内容は近世日本史から清朝史を捉えるための論文を用意。卒論執筆だけでなく教職希望者が関心を示したのが嬉しかった。内容は]奏篥状況、海禁。

午後は経済情報処理。パワーポイントとプレゼンテーションの最終週。

地元駅TCに抜けて帰宅 (*´ -`)(´- `*)srsr

12月21日(水)

午前は追試。問題なく終了。

合間を縫って昔の教え子が挨拶に来てくれたよ。こういうのは教員冥利に尽きるね。嬉しい(๑′ᴗ‵๑)

午後は某所に籠もって作業。夕方から市ヶ谷で連絡会と懇談会。こちらでは意見交換と情報共有が欠かせないのを改めて実感した。

2次会に行かず帰路へ。

疲れが残っている (*´ -`)(´- `*)srsr

12月20日(火)

月曜早朝、グリーンプラザ新宿(http://www.hgpshinjuku.jp/)閉店(2016年12月25日)の報を聞く(だいぶ遅いらしいが)。ここはカプセルホテル。1990年から1993年の中国留学時、出国前日(成田早朝便)と帰国当日の定宿として10数回お世話になった場所。開店から34年間とのこと。自分の青春時代の一部だけに感慨深い。

太陽の位置が低い。よく考えたら翌日は冬至。そんな今年最後の火曜出講。

午前は東洋史。第13回「サンタン交易(3)」。 屮ラフトナヨロ文書」について、▲汽鵐織鷂魄廚砲けるアイヌの負債を学んだ。,任魯淵茱輅現13点の紹介や3号文書と4号文書を読み、カラフト南部における清朝の辺民制度の緩みと幕府(松田伝十郎)のカラフト経営、△任魯汽鵐織鷯人によりアイヌへの横暴と幕府の対応を理解した。やはり史料を出すと、学生の理解度も高まる(現代語訳しないといけない負担はあるが)。リアクションペーパーも深い内容が書かれている。

午後は疲労感が半端ないので少し休ませてもらった。

ここに来て年末の予定が埋まりつつある (*´ -`)(´- `*)srsr
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管理人プロフィール

出身地:群馬県前橋市

履歴:高校卒業後,日中学院より中国に3年間留学。印刷関連会社勤務を経て,日本大学通信教育部(史学専攻)から日本大学大学院文学研究科史学専攻(博士前期課程)へ。日本大学大学院文学研究科東洋史学専攻(博士後期課程)満期退学。博士(文学)

現職:非常勤講師ほか

専攻:清朝史・満族史・東北アジア民族史・東アジア史及び満洲語文書資料。

タイトルの“tere inenggi”とは満洲語で“その日”という意味です。

現在,歴史学・東洋史・中国語(漢語)・コンピュータ情報リテラシー等の講師をしてます。講義では,できるだけ多様な視座を提供したいと模索中です。

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